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DiffServ(ディフサーブ。Differentiated Services) |
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英字−【D】
DiffServ
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インターネット・ユーザーが、送受信するトラフィック(このトラフィックのことをサービスと言う)の種類を識別し、その種類に応じて通信品質(QoS:Quality of Service)を提供する技術。IntServ(Integrated Services)が個別アプリケーションのパケット流に対する性能保証(通信品質の保証)を行うのに対して、DiffServ(Differentiated Services)は、複数の優先クラス間で相対的な転送性能差をつけることによって、トラフィックの優先制御を行います。IntServを実現するRSVPプロトコルが複雑なため、インターネット上で運用するには、スケーラビリティ(拡張性)がないことから、これらの欠点を克服して、DiffServは、インターネット上で実運用できる拡張性があるものとなっています。 DiffServでは、各IPパケットが、優先制御に関する情報をもちながら転送されます。一方、RSVPでは、IPパケット自体には優先制御に関する情報は書き込まれず、前もってシグナリング(信号)手順と呼ばれる制御手順が実行され、ルータにコネクション(IPパケットのフロー)に関する管理制御情報が設定・保持されます(電話システムにおけるダイヤリングに同じ)。つまり、DiffServでは、シグナリング手順を行わず、ユーザーが転送するIPパケットそれぞれに、優先情報が付加されるので、ルータにおいてコネクションに関する状態管理(管理情報の設定・保持)を行う必要がなく、大規模化への対応性に優れています。 DiffServでは、DiffServドメインの境界ノード(Boundary Node)と中間ノード(Interior Node)から構成されます。境界ノードおよび中間ノードでは、DSCP(DiffServ Code Point)と呼ばれるパケットの中のフィールドを見て優先制御を行います。各ルータで行われる優先制御の方式は、PHB(Per Hop Behavior、DiffServ対応のルータなどの動作を指定する機能)と呼ばれます。DSCPは、IPv4では、TOSフィールド(TOS:Type of Service、サービス・タイプ)であり、IPv6では、Traffic Classフィールドに割り当てられています。TOSフィールドは、8ビットありますが、そのうちの2ビットを将来のために予約してあり、DSCPは、6ビットを使います。
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コンパクト版 インターネット辞典 監修:東京大学大学院 情報理工学系研究科 助教授 江崎 浩 発行:IEインスティテュート (C) Hiroshi ESAKI, 2000 (C) 2002 IE Institute.co.,Ltd. IT辞典は「コンパクト版 インターネット辞典」に用語の追加・編集を行って提供しています。 |
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