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UNIX(ユニックス) |
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英字−【U】
UNIX
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UNIXは、AT&Tベル研究所(Bell Laboratories。現在のルーセント・テクノロジー)によって開発されたOSです。Linux(リナックス)などの独自に開発された「UNIX互換OS」も含めてUNIXと呼ぶ場合も多くあります。従来は、主にワークステーションやサーバなどの中規模のコンピュータで使われましたが、パソコンで動作するPC-UNIXの急速な普及や、UNIXサーバの大規模化によって、応用範囲を広げています。UNIXは、アメリカなどではThe Open Group(オープン・グループ)の登録商標です。 AT&Tベル研究所は、1965年からMIT(マサチューセッツ工科大学)、GE(ゼネラル・エレクトリック社)と共同で、Multics(Multiplexed Information and Computing Service、マルティックス)という大規模なタイムシェアリング型OSのプロジェクトで開発を行っていました。ところが、Multicsがあまりにも大規模で実用化が困難であったため、このプロジェクトから脱退して単純なOSを開発し、これを「UNIX」(当初は、Unicsという名称)と名付けたのです。 1969年にケン・トンプソン(Ken Thompson)氏がDEC(Digital Equipment Corporation、デック)のミニ・コンピュータPDP-7で実装したコード(プログラム)にデニス・リッチー(Dennis Ritchie)氏がC言語による開発環境などを追加したのが、UNIXの発端です。1976年には、UNIX第6版(V6:Sixth Edition)がベル研究所の外にも広く配布されました。その際、実行形式(バイナリー)だけでなくC言語でほとんどが記述されたソース・コードも含めて配布が行われたため、機能拡張や新しいコンピュータ・アーキテクチャへの移植が行われ、研究者を中心に広く普及しました。 AT&T本体が開発したUNIXとしては、UNIX System V(システム・ファイブ)が最も有名です。一方、カリフォルニア大学バークレー校で作られたBSD(Berkeley Software Distribution)などのバリエーションもあるほか、MINIX(ミニックス)、Linuxといった独自に実装したUNIX互換OSも多く作られています。Mach(マークまたはマッハ)やChorus(コーラス)のような、UNIXを基盤に作成されたマイクロ・カーネルOSもあります。また、BSDの中心人物であったビル・ジョイ(Bill Joy)氏はサン・マイクロシステムズの創設に参画し、SUN-OS「Solaris」の開発と発展を導きました。
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コンパクト版 インターネット辞典 監修:東京大学大学院 情報理工学系研究科 助教授 江崎 浩 発行:IEインスティテュート (C) Hiroshi ESAKI, 2000 (C) 2002 IE Institute.co.,Ltd. IT辞典は「コンパクト版 インターネット辞典」に用語の追加・編集を行って提供しています。 |
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