電子メールやニュース・グループの添付ファイルなどによって自己増殖を行うトロイの木馬の一種です。1999年1月に最初に発見され、以後被害が急増しました。 電子メールによる場合には、「HAPPY99.EXE」というファイルだけが添付されたメールが送られてきます。この添付ファイルを実行すると、「Happy New Year 1999!!」というタイトルが付けられた花火の画像が表示されます。それと同時に、「SKA.EXE」と「SKA.DLL」というファイルがWindowsのシステムフォルダに作成され、Windowsのインターネット接続プログラムである「WSOCK32.DLL」というファイルを「WSOCK32.SKA」という名前でコピーしたのち、「WSOCK32.DLL」の一部を書き換えます。 Happy99に感染したユーザが電子メールを送るときには、書き換えられた「WSOCK32.DLL」によって、同じあて先に「HAPPY99.EXE」だけを添付したメールがもう一通送られます。また、Windowsのシステムフォルダに「LISTE.SKA」という名前で送信先リストが作成され、同じ送信先に何度も同じ感染メールを送らないようにもなっています。 普段メールのやり取りをしている相手から感染メールが送られてくるため、つい添付ファイルを実行してしまい、被害に遭う人が続出しました。