DV over IP技術を用いてデジタルビデオ(DV)を高品質のままネットワークに配信するためのシステムのことで、WIDEプロジェクトによって開発されました。当初はUNIXベースのフリーウェアとして提供されていましたが、現在ではWindowsで動作するものも存在します。 デジタルビデオは、デジタルビデオ機器とコンピュータをIEEE 1394インターフェイスを使って接続することで簡単にやり取りすることができます。また、MPEG2などと比べるとエンコード・デコードの負荷が軽いため、専用のハードウェアを必要とせず、比較的性能の低いコンピュータでも利用可能となります。そのため、DVTSは、高価なハードウェアを使うことなく簡単に高品質な映像を配信することができるといったメリットがあります。 デジタルビデオをネットワークで配信するには、30Mbps以上の帯域が必要となるため、企業のイントラネットなどでのテレビ会議やイベントの中継などといった利用が想定されています。また、将来のギガビットネットワークの広帯域の活用が期待されています。