インテルが開発した32ビットプロセッサ(CPU)の名称です。サーバ・ワークステーション向けのCPUで、Pentium II Xeonの後継となります。 Pentium III Xeonには、1999年3月に発表された、開発コード名「Tanner(タナー)」と、2002年9月に発表された「Cascades(カスケード)」があります。 Tannerは、Pentium II Xeonと同様に、2次キャッシュがCPUコアと同じ基板上に搭載され、CPUコアと同じクロック周波数で動作し、容量も512KB/1MB/2MBと同じものが用意されています。動作周波数が500MHzと550MHzに引き上げられ、SSE(Streaming SIMD Extension、ストリーミングSIMD拡張命令)が搭載されている以外は、Pentium II Xeonと大きな違いはありません。 一方、Cascadesでは、製造プロセスが0.18μmに縮小され、2次キャッシュがCPUコアに内蔵されるようになりました。動作周波数は、600MHz〜1GHzのものが存在しますが、このうち700MHzと900MHzのものは、ベースクロック100MHzで、2次キャッシュ容量が1MBと2MBのものが用意されています。他の動作周波数のものは、ベースクロックが133MHzで2次キャッシュ容量は256KBとなっています。