AMDが開発した32ビットマイクロプロセッサの名称です。デスクトップパソコン向けのAthlonの後継にあたるもので、2001年10月9日に最初の製品が発表されています。 Athlon XPは、Athlonと同じアーキテクチャを継承していますが、性能向上のための改良が行われました。「QuantiSpeed」と呼ばれているアーキテクチャは、データの先読みなどを行うことにより、Athlonよりもクロックあたりの性能を10%程度向上させています。また、Athlonで採用されていた「Enhanced 3DNow! Technology」に加えて、インテルのストリーミングSIMD拡張命令(SSE)と互換性を持つ「3DNow! Professional Technology」が追加されており、マルチメディア処理機能が強化されています。 Athlon XPでは、同一クロックでの性能が向上したことにより、従来からの動作周波数による性能表記に代わり、モデルナンバーという表記方法が採用されています。例えば、動作周波数が1.33GHzの製品は「Athlon XP 1500+」、1.6GHzの製品は「Athlon XP 1900+」というように表記されています。 最初に発表されたAthlon XPは、開発コード名で「Palomino(パロミノ)」と呼ばれており、0.18μmプロセスで製造され、動作周波数は、1.33GHz(1500+)〜1.73GHz(2100+)の製品が存在します。2002年6月には、開発コード名「Thoroughbred(サラブレッド)」が登場し、製造プロセスは、0.13μmに縮小されています。動作周波数は、1.4GHz(1600+)〜2.13GHz(2600+)に向上されています。