広域サービスを提供している移動通信システムの1つで、自動車電話から発達したセルラー方式とは、サービス対象の広い地域を細かく分割し(この分割された区域を細胞にたとえて「セル」と言う)、セルの中に無線基地局を設置して、お互いに連携を取りながら無線通信を行う方式です。1979年に第1世代のアナログ方式のサービス(NTT-Hicap:High Capability)が開始されて以来、現在主流となっている第2世代のディジタル方式として、 (1)PDC:Personal Digital Cellular、NTTドコモ、J-フォンなどのTDMAに基づく日本の第2世代のディジタル携帯電話方式 (2)GSM:Global System for Mobile Communications、TDMAに基づくヨーロッパの第2世代のディジタル携帯電話方式 (3)IS-95:Interim Standard-95、CDMAによるアメリカの第2世代のディジタル携帯電話方式。cdmaOneは、IS-95に準拠した方式を指し、CDG(CDMA Development Group)に参加している企業が用いる商標であり、日本ではKDDIがサービスを提供している (4)IS-136:Interim Standard-136、TDMAによるアメリカの第2世代のディジタル携帯電話方式 などへと発展しています。さらに、マルチメディア化に向けて第3世代のIMT-2000方式の標準化が完了し、各国で実用化に向けて開発が進められている段階です。 自動車電話から発達したセルラー方式に対して、PHSのように家庭内コードレス電話が発達して広域サービスを提供するようになった移動通信システムを「コードレス方式」と言います。