日本では2001年以降、相次いで第3世代モバイル(3G)のサービスが開始されますが、2010年ごろのサービス開始を目指して、第4世代モバイルへの準備も進められています。3Gに比べて高速化されたデータ伝送(高速移動の場合でも2Mbps、最大10〜20Mbps)や、システムの大容量化(3Gの5〜10倍のユーザー収容能力)などが目標に掲げられています。また、QoS、IPv6、マルチキャストのサポートなどで次世代インターネットとの親和性を高め、3Gでの技術課題でもあるオールIP化(エンド・ツー・エンドのIP接続)が音声通信の面でも促進されます。 第4世代の特徴の1つに、ソフトウェア無線(SDR:Software Defined Radio)の実用化が挙げられます。SDRは、無線チャネルの帯域幅や周波数など、通信規格の変更にソフトウェアで対応する技術です。