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データグラム(Datagram) |
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日本語−【て】
データグラム
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IPとUDPにおけるデータ転送の単位。データグラムとは、もともと「パケット」という言葉と並んでARPANETで扱われた用語で、「データの転送方式」と「データ転送の単位」の両方の意味をもっていました。これをTCP/IP通信において、「TCP」と「IP、UDP」の2つに分けて説明します。 (1) データの通信方式 TCPにおける通信方式は、エンド・システム同士(端末間)で通信の接続関係(コネクション)を確立してから行うコネクション型の通信方式です。この時、エンド・システム間には、コネクション型のバーチャル・サーキット(VC:Virtual Circuit、仮想回線)という仮想的な通信路が設立され、この通信路を使用してエンド・システム間でTCP通信が行われます(注. TCPではこのVCをストリーム型の通信とも言います)。このため、データは順序正しく相手に届けられます(信頼性のある通信)。 一方、IPやUDPにおける通信方式は、TCP通信とは異なり、通信する際に相手と通信の接続関係(コネクション)を確立しない通信方式をとります。このとき、送信元の端末は、送信する情報(データ)の中に宛先のアドレスを付加しておきます。データはその宛先アドレスに従って通信路の状況(混み具合など)を見ながら(ルータの経路表に従って)、最適な通信路をダイナミックに選定して通信を行います。このため、データは順序正しく相手に届けられません(信頼性を保証しない通信)。このように、通信路を固定的に設定しないで、個々のデータの中の宛先アドレスを元に通信路を決める通信を、「データグラム通信」あるいは「コネクションレス型通信」と呼びます。現在は、一般に「コネクションレス型通信」という表現が使用されています。 (2) データ転送の単位 TCPにおいて送信するデータの単位は、正式には「セグメント(Segment)」あるいは「TCPセグメント」と呼ばれます。UDPおよびIPにおいて送信するデータの単位は正式には、「データグラム」あるいは「UDPデータグラム」、「IPデータグラム」と呼ばれます。ただし、現在は、「パケット」という単位が広く使用されており、例えば「IPデータグラム」というよりも「IPパケット」という表現が一般的になっています。またTCPやUDPの場合も、「TCPパケット」や「UDPパケット」とも呼ばれます。
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コンパクト版 インターネット辞典 監修:東京大学大学院 情報理工学系研究科 助教授 江崎 浩 発行:IEインスティテュート (C) Hiroshi ESAKI, 2000 (C) 2002 IE Institute.co.,Ltd. IT辞典は「コンパクト版 インターネット辞典」に用語の追加・編集を行って提供しています。 |
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