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トランザクションTCP(―ティーシーピー。Transaction TCP) |
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日本語−【と】
トランザクションTCP
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少量のデータ転送において、通常のTCPのパケット数よりも少ないパケット数で転送を完了させてオーバーヘッド(データ処理のための負荷)を解消する仕組みのこと。TCP(Transmission Control Protocol)におけるコネクションの確立および解放には、通常「3ウェイ・ハンドシェーク」の手順が使用されます。この手順を用いて、例えばわずか1パケットのデータを送信するために、図の(1)に示すように、 (1)まずコネクションの確立のために、SYN(Synchronize、同期)パケット、SYN+ACK(Acknowledgment、確認応答)パケット、ACKパケットの3パケットを必要とします。 (2)次にデータ転送では、データ(1パケット)とACKパケットの2パケットを要します。 (3)最後に、コネクションの解放には、FIN(Finish、終了)パケット、ACKパケット、FIN+ACKパケット、ACKパケットの4パケットを必要とします。 このように、1パケットだけのアプリケーション・データの転送の場合、通常のTCPでは、実に9パケットも必要とし、うち8パケットが制御用パケットです。このため、Webアプリケーションなどの、少量のデータを送信する場合のオーバーヘッドは、相対的にかなり大きくなってしまいます。 そこでトランザクションTCP(TTCP)では、図の(2)のように、 (1)第1パケットに「SYN、ユーザー・データ、FIN」 (2)第2パケットに「SYN+ACK、ユーザー・データ、FIN+ACK」 (3)第3パケットに「(FINに対する)ACK」 を入れることによって、3つのパケットでデータ交換を完了することができます。第1パケットで、TCPの開始(SYN)を通知するとともに、TCPの解放要求(FIN)を行い、このパケットにデータも相乗りさせているのです。 TTCPは、Webでワン・クリックの買い物をしたり、アンケートに答えたりするトランザクション処理(要求-応答のやり取り)のように、少量のデータ交換が行われるアプリケーションにとって有効なオプションです。
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コンパクト版 インターネット辞典 監修:東京大学大学院 情報理工学系研究科 助教授 江崎 浩 発行:IEインスティテュート (C) Hiroshi ESAKI, 2000 (C) 2002 IE Institute.co.,Ltd. IT辞典は「コンパクト版 インターネット辞典」に用語の追加・編集を行って提供しています。 |
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