インターネットとは、1969年末にアメリカ国防総省(DoD:Department of Defense)が構築し、運用を開始したARPANET(Advanced Research Projects Agency Network、アメリカ国防総省高等研究計画局のネットワーク)を起源として誕生した、分散型のコンピュータ・ネットワークです。このインターネットは、通信方式としてパケット交換方式(送信するデータをパケットという単位に分割して送る方式)を、プロトコル(通信規約)としてTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)を採用したネットワークです。 当初は、学術・研究ネットワークとして主に研究者間で利用されていましたが、1990年代の初頭に商用ネットワークとしても利用できるようになりました。これと同期して、人間が使いやすいWWW技術(WebサーバやWebブラウザ)やHTML言語が開発される一方、インターネット接続サービスを提供する事業者(ISP)が次々に登場し、幅広いユーザーが利用できる環境が整ってきました。さらに、新しいビジネス・モデルをはじめとする多彩なアプリケーションや関連技術の開発も活発に行われました。この結果、インターネット・ユーザーは爆発的に増大し、18世紀にイギリスから始まった産業革命を上回る、地球規模の情報通信によるIT革命とも言われるほど、社会を急速なスピードで変革し、新しいインターネット社会を形成し始めています。 また、次世代インターネット(ネイティブ・インターネット)の開発プロジェクトも、各国で活発化しています。