使い捨てパスワード認証。この認証は、1回ごとに使用するパスワードが変わるために、盗聴されてもリプレイ攻撃をされることはありません。 ワンタイム・パスワード認証の方式の基本には、「チャレンジ&レスポンス方式」があります。この方法では、まずサーバがクライアントにチャレンジ(Challenge)と呼ばれる毎回変わる値を送り、クライアントでチャレンジと秘密(Secret)を組み合わせて演算した後、結果をレスポンス(Response、応答)としてサーバに送ります(注.「秘密」については、用語「レスポンス」を参照)。 サーバでも同一の演算を実行し、クライアントからの結果と照合することによって、認証の可否が決定されます。クライアントとサーバの間で、共有している秘密(Secret)そのものはやり取りされず、毎回変わるチャレンジに応じてレスポンスも変わるので、使い捨てパスワードとなるのです。チャレンジ&レスポンス型のパスワードの代表としては、オープンな規格として使われているS/KeyやOTP(One Time Password)があります。